1996

BULL ON PARADE/
RAGE AGAINST THE MACHINE
/
FROM EVIL EMPIRE
(ZACK DE LA ROCHA-RAGE AGAINST THE MACHINE)
はじめて聞いたのは、ビースティ ボーイズ主催のチベタン フリーダム コンサート。
「何だ!このバンドは!」
というのが第一印象。とにかくエネルギッシュである。こんなにすごい音を出すバンドを知らない。LED ZEPPELINに匹敵するすごさである。強烈なリズムセクション、個性的で非常にユニークなギター、そして、ザック デ ラ ローチャのすごい声。とにかくすごいの一言である。ライブ盤もいくつも聞いたけど、最高のライブである。また、このバンドは、音以上に語られるのは、これらの政治的なスタンスがきわめて明快で、被差別の側から糾弾する立場を取っている。人種差別、少数民族やマイノリティから搾取するものに対しての怒りが彼らの原動力である。こんなに政治的な言葉、メッセージを持っているバンドがトップグループであること自体がすごいことなのかもしれない。
 この曲は、2枚目の2曲目の曲で、代表曲である。爆発的なリフ、力強いリズム、挑発的でかっこよすぎるヴォーカル、まさに彼らを語るに十分な曲である。
(2000年12月13日)

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